ジカ熱とは? 妊婦さんに教えたいその症状、原因、予防法(追記あり)

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ジカ熱」という感染症がニュースになっていました。

見てみると、新生児・乳幼児に深刻な影響があると言われていて、そのお母さん世代にはぜひ注意して欲しい内容と感じました。
うちのブログでは、該当する読者さんも多いかも知れないと思い、シェアしてみます。

ジカ熱の何が怖いのか?

気になったニュースはこちら。

米ハワイで生まれた小頭症の新生児が、蚊が媒介する感染症のジカ熱に感染していたことが18日までに分かった。南米ブラジルではジカ熱が流行し、小頭症の乳児が激増しているが、米国で症例が確認されたのは初めて。小頭症とジカ熱との因果関係が確認されたわけではないが、当局は警戒を呼びかけている。(CNN)

ソースはCNNです。

内容をかいつまんで言うと、

  • アメリカ(ハワイ)で小頭症の新生児が生まれた。
  • その子はジカ熱に感染していることがわかった。
  • ジカ熱は南米ブラジルで流行していて、ブラジルでは小頭症の子が激増している。
  • ただし今のところジカ熱と小頭症との因果関係はわかっていない。
  • ただ、ジカ熱と小頭症との関連がかなり疑わしいので、警戒して欲しい。

ということですね。

今回のハワイの赤ちゃんの母親も、南米に旅行していたそうです。

でもみなさん、ジカ熱って聞いた事ありました?
私はまったく知らなかったので、

  • どんな病気なのか、
  • 原因は何なのか?
  • 日本への感染拡大はあるのか?
  • 予防策は?

このあたりを調べてみました。

こんな人向け ・現在妊娠している方
・リオ五輪を見に行こうとしている方
伝えたいこと ジカ熱、聞き慣れないと思いますが、妊婦さんには特に用心して欲しい内容です。

ジカ熱とは?

ひと口で言うと蚊が媒介する感染症

日本脳炎とか、最近ではデング熱が記憶に新しいですね。
ほかには西ナイル熱や黄熱ウイルスというのも、ジカウイルスと同じ「フラビウイルス科」に属するウイルスなんだそうです。

媒介する蚊はネッタイシマカ。
ヒトスジシマカも媒介するので、日本でも感染の可能性はある。

症状

発症するのは、感染者の20パーセントくらい。

潜伏期間は3日から12日程度。

症状としては、微熱、発疹、関節痛、筋肉痛など。
その他、結膜炎、頭痛、筋痛などを引き起こすこともあって、まれには嘔吐下痢、腹痛なども。

ジカ熱の治療法は?

ただし、今の段階ではワクチンや、有効な治療薬はないそうです。

その結果、対症療法が主になる。

通常は一週間弱の症状を経て、落ち着く、とのこと。

ジカ熱のこれまで

ジカ熱のこれまでのトピック。

1947年、ウガンダのジカの森で発見された。
2007年、ミクロネシアのヤップ島で最初の流行。13週間流行した。
2013年10月、仏領ポリネシアで流行。約1万人が感染。70人が重症化した(!)。
2014年、ニューカレドニアとクック諸島で患者発生。
2014年2月、イースター島(チリ)で患者発生。

2015年5月7日、汎米保健機関(PAHO)が、ジカウイルス感染症に対する注意喚起情報を発表。

さっきも書きましたが、現在、ブラジルではかなりの感染者が出ているらしく、同国保険省は2015年11月に国家緊急事態宣言を発令しています。

ジカ熱とは? 妊婦さんに教えたいその症状、原因、予防法

日本人の感染例

対岸の話ではなく、日本人の症例もあるようです。

2013年12月にボラボラ島に滞在していた男女各一名が、帰国後に発症。

2014年7月にタイのサムイ島に滞在していた男性(41歳)が発症。

小頭症とは?

ジカ熱については、だいたいイメージできたでしょうか。

ジカ熱そのものの症状よりも問題なのが、小頭症との関連です。

脳が十分に発育せず、知能・運動機能に障害が出るのが小頭症。

病名から連想されるのとは違って、頭が小さいというより脳の発育が不十分になる、ということなんですね。
それで知的、肉体的な機能障害が起きてしまう・・・。

こんな情報もありました。

ジカ熱関連小頭症児の画像を目にした。脳幹と小脳は問題ないのに、他の部位が小さい。ここから推測されるのは、妊娠初期の器官形成段階で障害されたのではなく、妊娠中期以降に感染して脳の特定部位が破壊されてしまったのではないか(だから、脳の小さい部分と問題ない部分が混在している)という説。

ジカ熱とこの小頭症新生児との因果関係はよくわかっていないわけですが、ブラジルでの状況=ジカ熱の流行と小頭症新生児の急増からして、政府も警戒しています。
日本の外務省も、海外安全情報を2016年1月15日に出したばかり。

どのくらいの確率で胎児に影響がでるのか

気になる胎児への影響について、いったいどのくらいの確率で起きてしまうのか、調査が出ていましたのでこの項を追記します(2016/03/06)。

中南米を中心に流行が広がるジカ熱について、ブラジルとアメリカの研究チームがウイルスに感染した妊娠中の女性のうち、およそ3割で胎児に先天的に頭部が小さい「小頭症」などの異常が見つかったと発表しました。

出典ジカ熱感染の妊婦の約3割 胎児に異常見つかる NHKニュース(3月5日 14時22分)

三割、ってかなり深刻な確率ですね。
もう絶対に蚊にさされたくないレベルです。

ジカウイルスへの感染が確認された42人の女性の胎児の状態を超音波検査で診察したところ、29%に当たる12人の胎児で、小頭症や脳神経の障害などの異常が見つかったということです。12人のうち、2人の胎児は死亡したということです。

出典ジカ熱感染の妊婦の約3割 胎児に異常見つかる NHKニュース(3月5日 14時22分)

この夏、かなりマジメに気をつけないと。

パンデミック(大流行)の可能性はある?

米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・フォーシ局長は「パンデミック(大流行)が進展しつつある」との見方を示し、「日が経つにつれ、事態は一層悪化する」と予測する。(CNN)

という人もいますが、心配ないという情報もある。

今のところはまだわからない、というのが正直なところなのでしょうか・・・。

いずれにしても、目前に迫って来たリオ五輪はとっても心配ですよね。

専門家は、妊婦の渡航自粛を呼びかけています。

予防策

予防のための注射や薬は無いので、とにかく蚊にさされないようにすることが第一。

発症しても、対症療法が中心です。
ジカ熱自体はそれでしのぐとしても、もし警戒されている通り、赤ちゃんに影響が及ぶとなるとたいへん気になります。

オリンピックは見たいけど、現地に行くのはちょっと考えたほうがよいかも知れません。特に妊婦さんは・・・

追記(2016/01/29)

ここへ来てメディアがジカ熱のニュースを活発に報じだしました。
ハワイでも患者が発見されていますので、渡航予定のある方はもちろんですが、日本で流行する可能性がないとも言えません。
やはり十二分に注意する必要がありそうです。
目についた範囲で乗せておきます。

 世界保健機関(WHO)は28日、南米と北米の両大陸で広まっている感染症「ジカ熱」の感染者が今後1年間で「300万から400万人」と爆発的に増加する可能性を警告した。

出典「ジカ熱」感染者、爆発的に増加の恐れ WHOが警告:朝日新聞デジタル

【1月29日 AFP】(更新)世界保健機関(WHO)は28日、米大陸でジカウイルスが「爆発的に」広がっており、感染者が最大で400万人に達する可能性があると発表した。ジカ熱は、妊婦が感染すると胎児に「小頭症」と呼ばれる先天異常を引き起こすことが強く疑われている。

出典ジカ熱は「爆発的に拡大」 400万人感染の恐れ WHO 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

ブラジルでは、先天的に頭部が小さく、脳の発達に遅れが見られる「小頭症」の新生児が急増し、およそ4000件が報告されていて、妊娠中のジカ熱への感染との関連が指摘されています。これについて、WHOのチャン事務局長は、「関連があるかどうか科学的な検証を待たずに、すぐに行動に移す必要がある」と述べ、対策を急ぐ考えを示しました。

出典WHO ジカ熱感染者400万人に上るおそれ NHKニュース

こちらの記事もご覧ください。

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