ジカ熱に一度感染したら、妊娠時のリスクはずっと続くのか?

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まだまだ情報が少ないジカ熱

南米で流行し、まだまだおさまる気配のないジカ熱。
妊婦さんが感染すると、おなかの赤ちゃんが小頭症になることが懸念されています。
この夏は日本でも警戒感が高まりそうですね。

とりわけ妊婦さんや妊娠を考えている女性はこのジカ熱についていろいろと疑問をお持ちだと思いますが、ジカ熱はまだ謎が多く、必要な情報が揃っていません。

自分がジカ熱を知った当初から気になっている疑問は二つあります。

一つ目は、妊娠時期と感染のタイミング。それによる小頭症児を出産するリスクに、違いはあるのか?
二つ目は、一度感染しても、治癒してしまえば小頭症児を出産するリスクは無くなるのか?

一つ目については記事も書きましたが、残念ながらまだよくわかっていないのが実態です。

ジカ熱と妊娠時期、注意しなきゃならないのは初期or後期のいつから? +男性も要警戒!
妊婦さんにはジカ熱に注意して欲しい、という記事を先日書きました。 ジカ熱は、蚊が媒介する感染症。 最近、ニュースでも大きくとりあげら...

ジカ熱に一度感染したら、妊娠時のリスクはずっと続くのか?

ジカ熱が治った後もリスクはあるのか?

で、今日は二つ目の疑問、治癒後のリスクに注目してみます。

もし仮に日本でもジカ熱が上陸し、流行してしまったら、罹患を完全に避けるのは難しいかな、という気もします。何しろ相手は蚊ですし、夏場に一度も刺されないというのは現実的じゃありません。
もちろん流行の程度にもよりますが、ジカ熱になってしまうのも仕方が無いかな、と私はやや諦めムード。症状も軽いと言われているので、子づくりする予定がなければ、こういう態度の人も相当数出てくるかも知れないと思います。
(本来は妊娠を考えていない人でも、感染拡大を防ぐという意味では、自身が蚊に刺されないようにすることがとても重要なのですが・・・)

適齢期の女性の場合、そうはいきません。
妊婦中の方、これから妊娠を考えている方々は、感染をどうしても避けたいところでしょう。

では、今すぐに妊娠を考えてはいない女性の場合はどうか?

こう考えた時に出てくるのが、ジカ熱治癒後のリスク。
罹患した時の症状は軽くても、小頭症児出産のリスクが未来永劫つきまとうとしたら・・・?

この問題も、さきほどの妊娠時期の問題と同じでまだ研究途上のようですが、私が参考にさせていただいているblogでは、

ジカウイルスが血中に存在するのは1週間前後。それ以外に体内にどれぐらい期間とどまるのか正確に明らかにはなっていないが、ずっと永続することはない

出典ジカウイルス感染症のリスクコミュニケーション、カンどころはここだ – 新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

と書かれています。
治癒後、はっきりした期間はまだわからないものの、ずっとリスクが継続するわけではない。
私はこれを読んで、気持がかなり軽くなりました。

まだあるもうひとつのリスク

ですが、この二番目の問題には、別のリスクがあります。
つまり、上のような事実がきちんとあったとしても、それが多くの人の常識になっていないと、いろいろやっかいなことがある。

上述の記事では、ハーバード公衆衛生大学院のリサーチとして、

感染した妊婦は、将来にわたってずっと、先天性異常児出産のリスクが高いと思っているのが40%

出典ジカウイルス感染症のリスクコミュニケーション、カンどころはここだ – 新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

と挙げており、この思い込みが感染者への差別につながる可能性がある、と指摘しています。

子どもの頃ジカ熱になった女性とは結婚しない方がいい、みたいな具合になることは避けたいです。
ですので、ジカウイルスが体内から消えれば、小頭症リスクも消える、という点はきちんと認識しておきましょう。

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