寝ている間に人はコップ○杯分の汗をかく、だから寝る前に水を飲むといい。こんな話、よく聞きますよね。
それで夏の間は私も飲んでいたのですが、このごろ寒くなって、ちょいと湧かして飲んでみたのです。そしてらこれがかなりよかった♪♪
こんな人向け | これ飲んどけばとりあえずダイエット捗る、みたいな都合のいい飲み物ありますか? |
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伝えたいこと | そんな魔法みたいなのはありま、、、す。むちゃあります。しかも安上がり♪ |
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それは白湯
もったいぶってもアレなんで最初に書いちゃいますが、タイトルにある私セレクトの究極ダイエット飲料とは、ズバリ白湯=温めた水です。
実はずっと以前にも「白湯いいな♪」と思っていた時期があって、けっこうハマっていたことを思い出したのです。
で、あらためて白湯の高いポテンシャルについて書いてみたくなりました。
え? 地味?
・・・ま、そうなんですが、効果はなかなかド派手なものがあります、、、ド派手はいい過ぎかな。
よかったら読んでみてください。
根本は代謝促進
白湯の効能はいろいろあるのですが、根本は体を温め、代謝を上げてくれることだと思っています。
熱々のお湯をすすってみると、食道から胃腸にかけて「じわっ」と湯が落ちて行くのを感じます。この胸の奥が温められる感覚が、何ともクセになるのです。
熱が心臓付近に広まり、さらに胃腸へと吸収されていくのですから、血液が温められ、その熱は体の隅々へ巡っていきます。もちろん冷めながら広まるのですが、その冷めた分の熱は体にそっくり吸収されていく。
体が温められると代謝が上がります。
代謝が上がれば、そこから生じる効能は挙げればきりがない。
- ダイエット効果。
- 血液が巡ることになる体内毒素の排出。
- それによる肌コンディションの改善。
- 冷え・むくみ・便秘症の改善。
すぐ思いつくだけでもこれくらい。
特に女性にとっては魅力的なものが並びます。でも薄毛の改善にもいい、なんて情報もありました。毛細血管を広げる効果があるからでしょうね。
代謝が上がればいいことづくめ、という感じです。
心を鎮める
ですがこれだけでは、他の温かい飲み物と白湯との違いがわかりません。
「お茶でもコーヒーでもいいんじゃない?」
確かに。
むしろ、お茶・コーヒーにはそれぞれ、体を活性化させる成分が含まれていますね。
ビタミンなんかもあったりして。
それでも私は、やっぱり白湯を推したい。
その理由はもうちょっと後で書きますが、その前に白湯の作り方と飲み方、について見てみます。
白湯の作り方
「え、ただのお湯でしょ? 作り方なんてあるの?」
・・・特別な方法があるわけではないのですが、長めに加熱したほうがよいという人もいます。沸騰させた後火を弱め、、空気にふれさせつつしばらく加熱し続ける。水道水に含まれている塩素や発がん成分を除去するためには15から20分、などとも言われていますが、水の量にもよるでしょうし、専門的な研究を知らないのでわかりません。
私はフィルターにかけた後の水を湧かしてるのですが、そのせいかカルキ臭い感じはしません。
で、沸騰したお湯をさましていき、50から60度くらいになったら出来上がり。
私は温度を計ったことはありません。
手のひらで湯のみを包んだ時の感覚と湯気の具合とで飲んでいます。
・・・飲む、と言うより、すする感じかな。
白湯はこう飲む
おっと、すでに飲み方を書いてしまいましたね。
熱々の湯ですから、ごくごく飲むというわけにはいかない。
飲める分を少しずつ、すすりながら体に入れて行く、という感じになります。
ひとすすりするごとに、さっき書いたとおり、胸のあたりに熱が広がっていくのを感じるでしょう。温度によってはそれが胃のあたりに落ちて行く「じわっ」とした心地よさを味わえると思います。
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白湯独自のダイエット効果
さて、この飲み方にピンと来た方は、かなり鋭い♪
ゆっくり飲むということと、体に広がる熱の感覚を味わうということ、これらには心を鎮める効果がある。ま、わざわざ言わなくても論より証拠、やってみるとそれを実感できるでしょう。
- 手のひらで湯のみを包んだ時のあたたかい感覚、
- 湯に顔を近づけた時の温かい感じ、
- 鼻腔を通る蒸気の熱、
そして、冷まそうと湯に息を吹きかけると、呼吸のスパンが自然と長くなります。
そうこうしているうちに、普段は外に向かっている感覚が、自分自身に向いて行く。
そしていざ湯をすすれば、体の中心にしみていく熱・・・。
味の無いところに味を感じる
「白湯? 何それ美味しいの?」
と、文字通り味を疑問視するかたもおられるかと思います。
意識が刺激的なものに慣れていると、白湯を味気ないものと感じるのも仕方ありません。
私はむしろそんな状態にこそ、白湯の効き目があるように思います。
口に入れるものには、何か味があって当然。
白湯にも味があります。
味の濃いもの、刺激的なものに慣れている人には、始めのうちこそ白湯の味はわかりませんが、味わっているうちに、割とすぐに味がしてくる。
これだけでも感覚が研ぎ澄まされたことになると思います。
外の刺激的なものに向いていた感覚が鎮まり、より精細になって、自分の心身について敏感になる。
これって、呼吸法や瞑想などで心を落ち着かせていく時とけっこうよく似てます。
これは、一見味が無いように感じられる白湯ならではの効能だと思うんですよね。
白湯ならではのオススメ効果
さっき脇においておいた「お茶やコーヒーではなく、なぜ白湯なの?」という疑問への答えがこれにあたるかと思います。
お茶・コーヒーは味や香りによって心を鎮めてくれるのですが、白湯は自分自身の感覚を深めるような、独特なかたちで鎮めてくれる。
心を鎮めると、ストレス耐性が上がります。
ストレスこそ肥満の根源。それへの対応力が上がれば、ダイエットにもよい効果が期待できるでしょう。体の代謝は上げ、心の働きは鎮める白湯、この冬の新しい習慣にお勧めです。
ちなみに私は、寝る前に湯のみ一杯を、ゆっくり時間をかけて飲んでから布団に入っています。その日をちょっと振り返ったりして、なかなかいい時間です。布団に入ってからも温かく眠れますよ♪
*熱すぎには注意してくださいね。
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