体重を気にしていると、さまざまなダイエット食品の情報が目に入ってきます。
鶏肉だとか緑茶、キノコ、お酢、、、いろいろありますね。
自分はところ天推しですが、何と! 記憶の隅に埋もれていた究極の食材を思い出しました。
なぜ忘れていたのか自分でも激謎ですが、正直、これに勝るものは無いだろうと思います。
今日はこれについて書いてみます。
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玄米を忘れてた!
30代に大勝利したダイエット方法を、40代になって再現してみたら全然だめだった、という話を先日書きました。

この記事の内容は、その再現に加えて、小腹が減った感覚・ややペコ感覚を身に着けたら再びいい結果が出た! という流れ。
・・・ですが、すいません、思い出してしまったんです!
40代になって再びダイエットに取り組んだ時と、30代の時とでは、ひとつの具体的な違いがあったということを。
それは、結論から書きますが、玄米です。
そう、30代にダイエットした時には、玄米を食べてたんです。
玄米を食べようと思った、のっぴきならない事情
玄米は身体にいい、というイメージがありますよね。
私が初めて玄米食を試したのは、20代の頃です。
その頃の体重は62kg前後で、どちらかというと、というか完全に痩せ気味。
体重を減らすためのダイエットなど、まったく必要ありませんでした。むしろ太りたいと感じていたほどです。
ただ、一人暮らしをしていて生活資金を切り詰める必要があったのです。
いわば家計のダイエット、ですね(^^;)
生活費を切り詰めるとき、一番先に思い浮かぶのが食費。
自炊するのは当然ですが、バランスよく野菜を買いそろえようとすると、けっこうお金がかかります。しかも中途半端に余らせたりすると、かえって高くつきます・・・無駄無く使い切るって、けっこう優れたスキルですよね。
でも、栄養バランスの観点からはやはり野菜は外せない・・・
Basket of Veg / MICOLO J Thanx 4 1.8 million views
そんな時、玄米を食べていればけっこうバランスよく栄養をとれる、という話を知ったんです。
確か、作家の丸谷才一氏が書いた本だったと思います。
「バランスのいい食事をしようとするなら、一日○○品目の食品をとるべし」というような説をみなさんも聞いたことがあると思いますが、玄米さえ食べておけばかなりカバーできる。となれば、これを採用しない理由はありません。
玄米の価格は白米より高いけれど、欠けた栄養素を補うためにたくさんの食材を買わなければならないことを考えたら、トータルで遥かに安い。
多少癖もありますが、料理する面倒も省ける! ものぐさな自分にはぴったりでした。
同時にその本には、白米を食べつつ一日○○品目の食品をとろうとすると、必ずカロリー過多になってしまうんだ、とも書いてあったと思います。(できれば読み返してきちんと書くべきですが、今はおぼろげな記憶をたどっています。もし違っていたらすみません。)
ただ、若い頃の自分はカロリーのことなど関心が無かったので「ふ〜ん・・・」と思ったくらいで、この説の重要性に気づいていませんでした。
ね、重要、ですよね?
栄養バランスをとろうと多種の食品をとる。
→それらの食品にもカロリーはある。
→それらに加えて主食としての白米も食べていると、カロリー過多にならざるを得ない。
→=太らざるを得ない!
食の感性をモードチェンジ
それまで白米しか食べたことが無かった自分にとって玄米は新鮮でした。
確かに固かったり臭かったりしたのですが、物珍しいこともあって、食べられないということは全く無かった。しかも、これによって家計が助かり、栄養バランスもかなりの程度カバーしてくれると思えば、心強い味方に感じられました。
そして、ここからが今日一番お伝えしたいことなんですが、
玄米食を続けているうちに、食の感性が変わってきたんです。
玄米と白米は味が違います。
玄米に慣れると、白米がとっても甘いものに感じられます。
そして白米にはジューシーなお肉など、脂こいものがよく合います。
対して、玄米はそうではない。
煮干しや海草類なんかがよく合う。
必然的にそういうおかずを選ぶことになります。
それらはたいていカロリーが低く、しかも安い。
そういう食事を続けているうちに、食の好みが自然にモードチェンジして、それまでよく食べていたスナック菓子や炭酸飲料なども受け付けなくなってきます。
特に我慢をすることなくごく自然に、ダイエット的に有利な食生活になっていったわけです。
若い頃にこういう経験をしたので、30代になってダイエットしようとした時、自然に玄米食を再開したのです。
なぜ止めた? 玄米食
そういうわけで、一人暮らしの時代の自分は、玄米食とともにありました。
弁当に玄米を握ったおにぎりを持って行ったくらいです。ただし、これはすぐにくずれてしまうので、あまりお勧めできません(^^;)
玄米食に特に不満は無かったのですが、結婚してからは白米に戻りました。
自分は家計の問題から玄米食を始めたのですが、社会人になってからはそこまで切り詰めなくてもよくなっていましたし、家内は普通に白米を食べて暮らしていましたので、それに合わせたわけです。
30代のダイエットで玄米食を再開した時、家族の評判はあまり芳しくありませんでした。
固いですし臭いもあります。炊くのもちょっとコツが要ります。よい玄米も入手しにくく、合うおかずのバリエーションも、かなり限定される。
そんななかで何とか私はダイエットに成功、そしてまた、白米食に戻ったわけです。
以来、私自身も玄米のことを忘れてしまうほどの時がたちました。
劇薬・玄米食への二つのハードル
ウォーキングは習慣です。
ややペコを抱きしめるのは考え方。
どちらも感じ方に影響を与え、ダイエットに有利な感性を形作ってくれます。
これに加えて今日思い出した玄米食は、味の好み、味覚に直接的な影響をもたらします。
自分の経験ではこれはものすごい威力で、ダイエットの劇薬とすら言いたいレベル。
できれば再び取り入れたいのですが、第一のハードルはまず家族の理解。
同じ釜の飯を食べますから、家族も玄米を食べてくれないといけません。
玄米を食べるということは、上に書いたとおり、玄米食の感性を受け入れるということ。いま世間に広まっている食材・味覚体系の中でこれをするのは、何らかのモチベーションなしには難しいところがあります。
第二のハードルはよい玄米を手に入れること。磨かないわけですから、農薬が残る可能性もあるんじゃないかと思います。なので安全な玄米を提供してくれるところを探さなければなりません。
また長くなってしまいました。
今日はこのあたりで。
おつきあいくださり、どうもありがとうございました。
auf dem Passwang / Rosmarie Voegtli
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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録
先週の外食で体重のレベルが一段かさ上げ、そこへ週末恒例の食べ飲みが加わって、グラフの傾きに大異変発生です。
普段のペースのなかでこの突出をどう織り込めるか・・・
起床は5:04。
朝一体重は75.6kg。
ここまでの歩数が7035歩。
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