このところ、玄米食推しにかなり傾いています。
だって玄米を食べてれば、それだけでかなりの栄養素をカバーできる、って魅力じゃないですか?
対して、従来通りに「白米+おかず」式で十分な栄養をとろうとしたら、
- カロリー過多になりがち
- 費用もかかる
- 味覚の好みが太りやすい食べ物の方へ傾く
って感じで(最後のは私の個人的な印象ですが)、全体に残念感が漂います。
でも、ちょっと待った!
物事には、いい面もあればそうじゃない面もある。
というわけで今日は、玄米食にデメリットは無いの?
という角度から。
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そんなに推してるけど、玄米にデメリット無いの?
まず、ちょっと考えただけでも、
- 独特の癖がある。くさみと固さ。
- めんどくさい。炊く時に手間がかかりそう。噛むのにも時間がかかる。
あたりがデメリットとして思い浮かびます。
まずい、めんどくさい、となれば、それだけで却下の理由になり得るでしょうが、ここはもう少し粘ってデメリットを掘り下げてみます。
最初に記しますが、今回はこちらのブログさんを大いに参考にさせていただきました。
闘病とともに真剣に玄米食をとらえていらっしゃるので、正直、私のこの記事よりもはるかに勉強になります。玄米食を本気で考えておられる方にはお勧めかと。
5年以上再発なしのガン患者が明かす!玄米食のデメリットとは?
こちらで挙げられているデメリットは主に二つ。
- 毒がある
- 消化しにくい
は・・・??
どく、って?
フグかよw
玄米には毒がある?
いやはや、毒があるんじゃ仕方ない、やっぱ白米だね、日本人は白米だよ。
白いおまんま食えれば、多少太ってもいいじゃないか。
玄米なんか変わり者が食うもんさ、、、
とすると、話が終ってしまいます。
もうちょっとがんばりましょうw
ここで言う毒というのは、玄米に含まれている発芽を抑える因子・アブシジン酸。
玄米の発芽のタイミングを調節するために存在していて、これがあるおかげでちょうどいい状況の時に発芽できるらしい。
自然の叡智、生命の神秘ですな。
ところが、この叡智をそのまま食べてしまうと元気が無くなり、低体温や免疫低下をもたらすらしい。ちなみに、太る—痩せる、で言えば痩せるらしい。でも健康な痩せ方ではないので、ダイエッターのみなさんも避けるべきでしょうね。
原因ですが、このアブシジン酸、ミトコンドリアを傷つけてしまうんだそうです。
最近注目されてるミトコンドリア、細胞のエネルギーを生産する極めて重要な器官だと、むか〜し習ったような気がします。
エネルギー生産工場が壊されては代謝も落ちそうですし、体温が下がるのもさもありなん。総じて健康にいい影響は無いだろうな、と素人でも感じます。
こちらも難題・消化問題
二番目の消化しにくいというのも、かなり深刻な問題です。
消化不良でお腹をこわしたり、消化活動そのものに負担がかかって体力を奪われたり、ということも問題ですが、それにも増して栄養成分を吸収できないのでは、元も子もありません。
白米よりも玄米のほうがたくさんの栄養素が含まれている、っていうことが、玄米食のメリットなんですから。
この難題、玄米の表面がセルロースで覆われているためだそうです。豊富な栄養素は固〜い膜で閉じ込められていて、簡単には取り出せない、、、鍵のかかった丈夫な宝箱に入っているようなもんですね。
ご心配なく、毒消しと解錠、一挙に対策!
参考にさせていただいたブログさんによれば、どちらの問題に対しても、
- から煎りする
- 水に浸けて、発芽状態にする
という対策でいけるそうです。
両方しなくていい。どちらか一方で。
ただ、から煎りするとお米がパサパサになって、ちょっとお米とは別物な感じになってしまうそうです(^^;) なので二番目の、水に浸けて発芽状態にする方を推奨。
発芽状態になると、例の毒・発芽を抑える因子は働きが弱まります。また、閉じ込められていた栄養素も解放されて、消化・吸収しやすい状態に変化する♪
なるほど、ですね(#^-^#)
ただ、ここにも注意点があって、発芽しない、つまり死んだ玄米の場合、こういう変化は起きない。案外そういう玄米も多いのだとか。そういうものは水に浸けても駄目。つまり、から煎りしかない。
それと、一度発芽したものを再度乾燥すると発芽抑制因子が再稼働、しかも以前より強力に働く=毒性がパワーアップする点も要注意。市販の発芽乾燥玄米などは、結果的に毒性強化処理された状態になっていないとも限らない、、、
発芽玄米は、予め発芽されている市販のものを買っても意味はなく、自分で玄米を発芽させる必要がある。発芽させたら即炊飯して、保温状態で少しずつ食べるのが「発芽玄米の正しい食べ方」であるということです。要は、「楽はできない」ってことですね。(笑)
だそうです。
そのほかの注意点
やぱり玄米選びには、ちょっとコツが要りそうですね。
残留農薬
自分が気になっていたのは、残留農薬。
糠の部分に残りやすいのではないか、と感じていましたが、やはり無農薬の玄米を選ぶのが吉とのこと。昨今では放射性物質を気にする向きもあるでしょうね。
異物混入
あと、ヘンな言い方ですが、中途半端な玄米だと、異物混入もあり得るそうです。
精米メインで、ついでに玄米も売ってる、みたいなところでは、細かいゴミ、生物の死骸やフンなどが混じっていることも・・・?
フィチン酸問題
調べていると、玄米に含まれているフィチン酸という物質が、食べた人の体内から栄養素を奪ってしまう、という記事も時折見かけるのですが、これについては科学的に検証されていて、心配しなくてもよさそう。
で、結局どうやって食べるの?
さて、白米よりはるかに栄養価が高い玄米ですが、つきあい方にはそれなりに注意が要るようですね。
ま〜ね、そんなにうまい話は無いってことか、、、(^^;
ところで、一番始めに私が思い浮かべたデメリット、
- 独特の癖がある。くさみと固さ。
- めんどくさい。炊く時に手間がかかりそう。噛むのにも時間がかかる。
ですが、これについては次の記事で炊き方が詳しく紹介されています。頭が下がります。
毒素抜き、栄養素解除の方法も兼ねているので、これもリンクさせていただきたいと思います。
玄米を短時間で発芽させ、旨み成分を十二分に引き出し、白米よりふっくら炊き上げる方法
玄米選びはこちらの記事に詳しい。
全体に、かのブログさんの紹介記事になって、最後に至っては丸投げになってしまいましたが、正直、たいへん勉強になりました。
ネットの恩恵を感じつつ、ご経験に基づく詳細な記事に深くお礼申し上げます。
そして伝聞調の記事をここまで読んで下さったみなさんにも感謝します。
どうもありがとうございます!
up against the sky of doom / Tree Leaf Clover
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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録
昨日はビールの水曜日でしたが、若干減っててひと安心(^^)
起床は4:27。
朝一体重は73.9kg。
ここまでの歩数が11411歩。
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