連休の間、ここまでのダイエットを振り返って、考えを整理してみました。
自分がダイエットで一番重視していたのは、やっぱりこれだったのかな〜、ってあらためて思いました。
みなさんのご参考になることがもし少しでもあれば嬉しいです。
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ダイエットの成功は狭き門
夏が近い、今年こそ海に行ける身体になるぞ!
履けるズボンが無くなって来た。店に行って試着したらサイズに愕然!
同窓会だって? 痩せてた頃の自分しか知らない友人が今の自分を見たら何て言われるか・・・
健診受けたらメタボ宣告。このまま放っておくといよいよまずいらしい(´・_・`)
ダイエットを始めようと思う理由、いろいろありそうですね。
いずれにしても、何かのきっかけがあって体型を改善しようと決心する。
で、運動や食事制限など、世に言われているダイエット方法を試す。
・・・
でも続かない (´・_・`)
または、
一時的に減量できたけれど、リバウンドした・・・
一説によれば、ダイエットに成功する人は約40%。
その40%のうち、体重を維持できた人は20%。

ダイエットは狭き門と言えそうです。
しかも、ダイエットを繰り返すとだんだん痩せにくい身体になってしまう、という説にも根拠がありそう。

やるなら腰を据えてとりくみたいところです。
情熱やモチベーションは必ず冷める
そんなこと、言われなくてもわかってるさ。
覚悟を決めて、今度こそ! って、始めるときはいつも気合い十分なんだ。
でも一週間もたつと、その情熱もどこへやら、
熱が冷め、運動が億劫に・・・
プラス、我慢していた食欲がムクムクと勢力を盛り返して、、、。
ま〜、、残念ながらそういうもんですよね(^^;)
始めはどんなに意気込んでいても、失敗してしまう。
いやむしろ、意気込めば意気込むほどうまくいかない。
ダイエットの場合、鍵は継続。
一にも二にも、継続です。
それが特別なイベント、非日常になっては駄目かも、という話です。
今日はやったぞ♪ 達成感っ! みたいな感じではなくて、
むしろ歯を磨くような、ごく自然であたりまえの習慣にするのが最強。
情熱にたよらない。
意志をあてにしない。
情熱が冷めるのは自然ですよね。
意志が続かないのも、日常の惰性力が勝るから。
それが自然なんです。
自然には勝てない。
勝てたとしても一時的。
こう言い切ってしまうと、受け入れるのに抵抗感じる方も当然いらっしゃると思いますが、ここでは私のように、自分の意志に自信を持ちきれない方に向けて書いていますのでご了承ください。意志弱傾向のかた、よかったら最後までおつきあいください(^^;)
さて、情熱や意志に期待できないとしたら、何を頼りにすればいいでしょう?
自分はこう考えました。
この自然な、日常的なルーチンを繰り返そうとする惰性力をあてにしたらどうだろう?
人間の自然の力を借りる
そもそも人間は、変化に対してストレスを感じる生き物です。
新しいことを始めるにはエネルギーが要るし、不安もある。
逆に、今日が昨日と同じなら安心だし、退屈かも知れませんが気楽ですよね。
だから昨日と同じだけ飲み食いして、結局太っちゃうんですが (^^;
とは言え、体型は習慣の鏡。
太りすぎているならば、どうしたってこの生活習慣を変化させる必要があります。
自分はこの変化に関わるストレスの量を、慎重に判断することにしました。
習慣化できるかどうか、ストレス度をみきわめる
どのくらいの変化なら、自分は許容できるか?
どの程度のストレスなら、反動なしに受け入れられるか?
この見極めがとてもたいせつなポイントなのですが、なるべく慎重におそるおそる、小さくするように考えてます。
ウォーキングなり早起きなり、新しく何かを取り入れようとしたら、それをストレス無く続けられるか、歯磨きのように習慣化できるだろうか? とまず自問します。
のんびり散歩することから始めたのもその現れ。
私の場合はとてもストレスに弱いので、普通はもう少し大きな変化でも大丈夫でしょうけど(´⊆`*)ゞテヘヘ.
新しい習慣それ自体に穏やかな楽しみを見いだす
ついでに言うと、その微妙な変化のなかに、できるだけ楽しみを見いだすようにしています。
歩きに出れば、日々それなりの新しい発見があります。
早朝でしたらなお、誰もいない澄んだ空気と朝日を浴び、爽快感が得られます。
ダイエットの「ため」に歩くのではなく、歩くこと「そのもの」に楽しみを見いだす。
歩いた量・距離で達成感を得るのではなく、歩いていること自体に充実を感じる。
ここでは歩くことを例にしていますが、取り組んでいること自体に喜びを見いだせると、もともと小さめに設定したストレスを、さらに小さくできます。うまくいけば暮らしの中のひとつの楽しみになる。そうなればしめたものです♪
ただしその楽しさも、大きすぎると考えものです。
歩くのが楽しくて楽しくて仕方が無い、というほどになってしまうと、必ずそれが色褪せ、飽きる時が来ます。
その下り坂に勢いがつくと、肝心の継続が途切れてしまいかねない。
ですから、喜びもほどほどに。
歯磨きして、スッキリしたな♪ くらいがちょうどいいと思います。
習慣の代表的イメージは歯磨き
あ、何度も歯磨きを例に出していますが、習慣化ということを考えるとき、歯磨きに例えるのがけっこういいと、自分は思っています。というのも、その当たり前感、達成感、やらなかった時の居心地悪さ、等々、いろんな面で感覚的な基準をもたらしてくれます。
あと、歯磨きはたいていの人が習慣化していますので、それらの面が伝わりやすいと思うんですよね。
ここまでのまとめですが、
- ダイエットをするには新しい習慣を作るべし。
- 新たにどんなことを習慣に組み込むかは、変化のストレスの度合いと相談して決める。
- 新しく組み込んだ習慣それ自体に楽しみを見いだす。
- 歯磨きくらい習慣化してしまえば、あとは惰性で続けられる。
行動パターンを振り返る
それにしても、それまで無かった習慣を組み込むのは、それなりにたいへんなことです。
できれば、というかモチベーションを持続する意味でも、きちんと数字に成果が現れたほうがいいですよね。
いやむしろ、三ヶ月たってもちっとも数字に出てこないとしたら、せっかく組み込んだ習慣も意味がない、ということになります。
ストレス行動を発見する
で、もうひとつつけ加えておきたいのが、今の自分の習慣・行動パターンを振り返ってみることです。
朝起きてから夜寝るまで、繰り返しになっているパターンを意識してみる。
普段無意識にやっていることほど習慣化されているので、細かく具体的に書き出してみるのもよいかも知れないです。
で、そのルーチンの中のどこらへんで、自分は太っているのか?
自分の場合ほぼ毎日、帰り道にスーパーに寄ってビールやつまみを買っていました。
一日の疲れとストレス解消のため、と理由づけ =自分に言い訳して、次第にその量も増えて行った。
夜遅くに飲んだり食べたりするんですから、自然に太ります。
というわけで自分の場合はすごくわかりやすかったのですが、たいていの場合、ストレスに関係する行動が何か浮かび上がってくるのではないかと思うんですよ。
人によっては複数あるかも知れませんが、こういうポイントに楔を打ち込めれば、高い効果が期待できますよね。
ストレス行動の誤りを認識する
食べることによってストレスを晴らす、この行動パターンを自分が持っていることを意識することから始めます。
多くの人がこれを無意識にやっていると思うんですが、ストレスは食べることでは解消されません。
一時的にはごまかせるかも知れませんが、翌日はまた同じストレスに見舞われ、また食べることになる。食欲を満たしているのではなく、精神的な欲求を満たそうとして食べているので、いつまでも満足感は得られない。で、永遠に食べる続けることになってしまう。
極端な場合ですが、一種の依存症と似たようなものなのかも知れない。
自分の場合はとりあえずの手当として、帰り道にスーパーに寄らなくてもいいよう、買い物をまとめて済ますようにしました。
何か買い物があると、ついでにビール売り場にも回って、カゴに二本ほど入れてしまいます。
ついでがなければ、お酒だけ買いに車をとめてレジに並ぶのがいくらか面倒に感じられてきます。それでも寄ってしまうこともありますが。
で、首尾よく真っすぐ帰宅できた後は、少し口寂しいと思っても、それはストレスから来ているのであって本当に空腹なわけではない、と思いなおし、そのまま歯を磨いて早寝してしまうことにしたのです。
よい習慣に結びつける
遅くまで起きていても何をするわけでもなく、ストレスを背負ってただ飲み食いしているだけですから、早寝して早く起きた方がいい。
夜のぐだぐだした時間の替わりに、早朝のリフレッシュした時間を手に入れられるわけですから、これは♪ ってなります(^^)
飲みながら起きているとつい夜更かしになりがちで、朝起きるのもきついですが、早々に床に就いてしまえば睡眠時間も十分とれて目覚めもいい。
自分の場合、得られた早朝の時間を散歩に充てたのですが、何か趣味の時間に充ててもいいと思いますね。夜の飲み食いが無くなっただけでも、その分は体型も改善されるでしょうし。
あるいは、長期的なライフワークに充てる、なんて最高かも知れない。
日々の憂さ晴らしよりもずっと、根本的なストレス解消になるのではないでしょうか。
夢は広がる♪
習慣の力はダイエットの向こうにも続く♪
再び振り返ると、
- ダイエットの鍵は習慣化。
- 情熱ややる気に頼らず、むしろ自分のなかの自然に注目する。
- 楽 > 苦のバランスを常に意識し、無理なく徐々に習慣を変えて行く。
- 太る原因になっている行動ポイントをあぶり出して、その改善に集中する。
こんな風に、自分は思っています、というか、書いていて考えがまとまりました(^^;)
あ、ここで言う習慣のイメージは歯磨きのような感じ、というのもつけ加えさせてください。
習慣が変わると、ほかにもいろんなことが変わってくると思います。
人生の節目に体型が改善された、っていう話しも多いですよね。
言葉が変われば、心が変わる。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
出所の説がいろいろあってアレですが、上、好きな言葉です。
今日は長くなってしまいました。
もし偉そうに聞こえていたらすいません、読み返してちょっと心配になっています、、、(^^;
手前勝手な思考に最後までおつきあい、どうもありがとうございます。
さて、継続するには、成果がきちんと見えていることも大切ですよね。
闇雲に続けるだけでは、いつか心も疲れてしまいます。
次の記事では体重グラフのつけ方をとりあげながら、私のダイエットの実践例を書いています。よかったらご覧ください。

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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録
起床は4:29。
朝一体重は74.0kg。
ここまでの歩数が11161歩。
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