早起きがダイエットに効く、あまりに深すぎる理由

早起き

先週金曜は飲み会で、土日はいつもどおりの飲み放題&食べ放題。
なので今朝の体重増は覚悟していましたが、比較的穏やかな数字で済みました。

月曜に標準体重圏内はありがたい♪

これも早起きウォーキングのおかげ、ということで、今日は早起きについて書いてみました。

Autumn Sky 2
Autumn Sky 2 / Son of Groucho

スポンサーリンク

早起きウォーカーにデブはいない?

「ダイエットしたい」という人が自分の身近にいたら、早起きすることをまず勧めたいと、自分は思います。
平日の早起きウォーキングを始めて10年くらいになりますが、その間、太った早朝ウォーカーに出会ったことはあまりありません。・・・自分が一番デブだったってことです (^^;)

ところが、普段はウォーキングを休んでいる土日、昼間にふと身体を動かしたくなって出かけると、自分よりもぽっちゃりした人ががんばってジョギングしているのを、けっこう見かけたりします。春先などに多い印象。

肥満に悩む同志を応援しつつも、その行く末には一抹の不安を感じざるを得ません。
事情があってできない人もいるだろうけど、できれば早朝のほうが楽に痩せられるはず・・・

早起きの習慣がダイエットに有利な理由

早起きがダイエットにいいという理由については、生理学的な根拠がいろいろと挙げられています。
自分は専門家ではありませんが、いくつかおさらいしておきますと、、

1.成長ホルモンとゴールデンタイム

脂肪を燃焼するのを助けると言われる成長ホルモン。
これがよく分泌されるのは、夜の10時から2時くらいと言われています。ゴールデンタイム、って聞いたことありますよね。

成長ホルモンは眠って30分後くらいから分泌されやすくなるため、ゴールデンタイムに合わせて睡眠をとればこの別名「やせホルモン」の分泌を促せる。

また、成長ホルモンは筋肉の発達にも関係するので、筋肉に適度な負荷を与えていれば筋量を増やし、太りにくい体質を作ることができる。

早めに床に就いて、質のよい眠りを得ることが、ダイエット効果を高めてくれるわけですね。

2.セロトニン・スイッチは日光でオン

これに対して、朝のうちから活躍して欲しいホルモンが、神経伝達を助けるセロトニン。

日光を浴びることで活発に分泌され、活き活きした状態を保ってくれる。
逆にこれが不足すると鬱になりやすいということも、最近よく聞きます。

外に出て日の光を浴びれば、嫌でも元気が出てきますよね。少なくとも部屋に閉じこもっているよりは緊張感が増し、上がる感じがあるでしょう。そんな時自分は「セロトニン、じわっときてるな」、とイメージ♪

心身が目覚め、気分が上がっていけば活動的になり、代謝も自然に上がります。
早起きして朝日を浴び、いち早くこのセロトニン・スイッチを入れることで、一日のカロリー消費を早くから始め、また多くすることができます。

話が脇にそれますが、自分は最近、ウォーキングの合間に走ることが増えてきました。
ジョギングじゃありません。全力疾走です。長いときで400メートルくらいですが、足をひきずるように外に出ていた以前の自分からすると考えられないことです。
多分そんな時はセロトニンがしっかり出て、ノリがよくなっているんじゃないかなと思います。

ちなみに、一定の負荷がある運動をした後はアフターバーン効果と言って、運動を終えた後もエネルギーが消費される=脂肪燃焼効果が持続するそうです。

同じ身体を動かすのでも、その中にピークを作ることができるようになると、ダイエットの効率をさらに上げられるようです。

3.ややペコホルモン・グルカゴン

朝はお腹が減っていますよね。
いや、飲み過ぎて胸焼けな時などは駄目ですが、ここで書いて来たような筋のよい眠りの後で目覚めたとしたら、自然な空腹感がうっすら感じられるはずです。

こんな時は血糖値を一定に保つ働きをもつグルカゴンというホルモンが分泌されています。グルカゴンはリパーゼなる酵素を活性化させて脂肪を分解、血糖値を回復していく働きをもつ。
要するに脂肪を燃焼しやすい状態にしてくれる、ってことかな。
このタイミングでウォーキングなどの運動をすれば、効率よくダイエットができそうですね。

4.体内時計を管理して三位一体のダイエット効果を

(1)質のよい睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促し、(2)朝日を浴びてセロトニンを活性化、(3)お腹が減ってグルカゴンが出ているタイミングでウォーキング、これらの三位一体の習慣で、幾重にも効率アップをはかれそうです。

ところで、人の体内時計は25時間がデフォルト、って聞いたことがありますか?
地球の回転とずれているんですね。
なので、放っておくとどんどん夜更かし方向にずれ込んでしまう。
違う言い方をすると、自然のまま放っておくと、生活リズム・習慣を保つことはできない、とも言える。

もし先ほどの三位一体の力を借りようとしたら、意識的に早起きし、意識して早寝する、そうやって体内時計のずれを調整し、地球のリズムと合わせることが必要なようです。

最近は朝食をとらないダイエットが話題みたいです。
「お腹は減ってて当たり前」を標榜する自分も、一日三食には疑問をもっているのですが、体内時計のリセット機能を期待して、朝はむしろしっかり食べることにしています。そうすると胃腸が刺激されて便通もよくなる。これも体内リズムやダイエットには有利だと思います。

ちなみに自分はウォーキングとシャワーの後に朝食をとります。起きてから三、四時間後だから、朝食抜いているのに近いのかな、、、?
起床後すぐにウォーキングに出かけてしまいますが、水分をとったり、最低限の身体を起こす手当はしていて、急激に動かないように注意しています。

早起きは自分を変える早道

さて、こんな具合に早起きには生理的な効果がいろいろあって、ダイエットに有利。
でも、最初の話に戻りますが、「ダイエットにとりくもうとする人には、早起きすることを勧めたい」と自分が思うのは、もう少し深い理由からです。

それは

・・・

生活を劇的に変えられる!

からなのです。

1.習慣を変えれば体型も変わる

体型って、遺伝的要素を別にすれば、習慣の表れだと思うんです。
太るのは、太る習慣・生活様式をもっているから。
だから太った体型を変えようとしたら、習慣を変える必要があるわけです。

日本人の平均的な起床時間は6時40分頃らしいので、5時起き、4時起きするとなれば、たいていの人は生活様式が変わることになる。
おそらく太っている人の多くは夜更かしで、従って寝坊がちなはずです。遅寝遅起は代謝量が低下しやすいので、太りやすい。もちろん自分も例に漏れずの状態でしたが。

こんな人が5時前に起きるようになったら、もはや別人です。

ちょっと想像してみてください。
早く起き、外に出て日の光を浴びてみれば人っ子一人いない幹線道路。静けさの中にひびく鳥の声。白く輝く空気・・・そこには今まで知らなかった世界が広がっています。
しかもこの時、あなたの中には成長ホルモンセロトニングルカゴンなど先ほどの応援団が「出番はまだか」とスタンバイしているのです!(成長ホルモンは多分ちょっと違うけど)

外と内、両方ともにこれまでの人生で経験したことのない状態!
ホント、ちょっとした別人と言っていい、でしょ?

2.生活と体型にタガを嵌める

あと、早起きするには、早く寝なければなりませんよね。
遅く寝て早く起きることは難しいし、できたとしても代謝が落ち、意味がありません。

で、早く寝るには、日中しっかりと過ごさなければならない。
やることをリストし、計画的に過ごさないと、ずるずると夜にずれこんでしまいます。
寝る時間が決まっていれば、いやでもテキパキとその時間、その瞬間を過ごそうとするようになります。

起きる時間と寝る時間、始まりと終わりが決まると、一日が枠づけられる。無駄なことはしていられなくなります。
いうなればこの生活スタイルが、自分のお腹にも枠を嵌め、無駄なお肉を削ぎ落としてくれる。

ま、これはたとえ話かも知れませんが、生活習慣の激変は体型を大きく変えるきっかけにできると思うんです・・・それのみにとどまらず、生活・人生そのものの激変にだって通じていると思います。

ちょっと大げさかも知れないけれど、早起きは手っ取り早く違った自分になれる早道だと思うんです。

なんか妙に熱が入ってまた長くなってしまいました。
今日はこのへんで、また別の機会に・・・(^^;)
最後まで読んでくださった方、おつきあい、どうもありがとうございました。

スポンサーリンク

早起きウォーキングダイエット・今朝の記録

起床は4:42
朝一体重は73.8kg
ここまでの歩数が11113歩

コメント