私がジョギングしない三つの理由とその根っこ

わたしがジョギングをしない三つの言い訳とその根本 ウォーキング

早起きウォーキングを始めてかれこれ10年、間に空白も何度かありますが、我ながらけっこう続けてきたものだと思います。加えてこの春から夏にかけては、やんわりと食事制限も取り入れて10kgのダイエットにも成功しました。

とはいえ、当初の志はどこへやら・・・

今回はその話を書こうと思います。

こんな人向け ジョギングでダイエットしたいと思ってるけど、自分にはちょっときつそう。
伝えたいこと 得たいものが何かによっては、ウォーキングのほうがいい場合もあるかも。

わたしがジョギングをしない三つの言い訳とその根本

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ジョギングしよう、きっといつかは

実は、ウォーキングを始めた当初は、ジョギングをしようと思っていたんです。
ウォーキングって、なんか年輩の人がやるっていうイメージ、ありません? 私はそれにとらわれてました、思いきり。
 身体の負荷が少ない=もっぱら年輩の人向け。だから仮にも30代の漢が、ダイエットとしてウォーキングを選択するのはいかがなものかと、内心感じていたんです。

ですがいきなり走り始めるには身体が重すぎる。心肺、膝とも自信が持てない。ということで、とりあえず歩くことから始めた。(他のメンタルな理由もあったのですが。)

そんな感じなので、いつかはジョギングにバージョンアップするつもりだったんです。身体が軽くなって膝の負担が減ったら走り出そう。
「スポーツに取り組んでます」的なイメージで、颯爽と、ね。

で、かれこれ10年です(笑)。

ジョギング? やっぱきついわ

実は一時、じんわりと走っていたこともあるんです。
いわゆるスロージョギングという感じでしたが毎朝、しかも今のウォーキングコースよりちょっと長めの距離を。

ところがこれが自分にはやっぱりきつかった。走った後の達成感は確かにあるのですが、出発時の心理的ハードルが高い。
「あぁ、今朝も走らなきゃならんのかぁ〜」
て具合で、起きるのもちょっとためらったり。
生活のほかの部分で何かあると、途端にモチベーションがぐらつく。

確か一年くらいやりましたが、結局またウォーキングに戻ってしまいました。

ま、やる気の波が上がってくれば走りたい、と、今も思ってはいるんです。ちょこちょこランも入れてますし。
でも以前に比べて、是が非でもバージョンアップしなきゃ、という気持ちは薄れいています。ウォーキングをしっかり続けることがまず最優先、て感じ。年齢もそこそこ上がって来たし(笑)

そういうわけで、ジョギングに挫折した者の言いわけになりますが、「きつい」の他にも諦めた理由が幾つかあるので、以下に書いてみます。裏返してみると、ウォーキングの優れた点にもなっている、と思います。

足や膝を痛める

ジョギングでまず困ったのが、故障です。
故障、なんて書くといっちょまえのアスリートみたいですが、要するにあちこち痛くなる。足に豆ができるのはもちろんですが、足首や膝、腰、そういうところに、筋肉痛ではない痛みが常に続きます。はじめのうちは慣れていないから痛むんだろうと思って、ごまかしながら続けていたのですが、完全になくなることはありませんでした。

きちんとしたトレーニング方法を知らずにやっていた、ということも原因でしょうが、このまま続けていていいのかな、という不安が次第に芽生えてきて、やっていてストレスを感じるようになってしまった。

あと、痛い時にはどうしても休まざるを得ない。
参考書にもそう書いてあります。無理をして決定的に痛めてしまうと、ダイエットどころじゃありません。

ですが、これがまたストレスでした。
続けられないのが嫌だった。
私は何より日々の習慣としてとりくみたいところがあるので、やったりやらなかったり、ということ自体がストレスだったのです。また、休みが一度入ってしまうと、再び取り組み始める時の負担感も大きくなります。

汗をかく

走れば必ず汗をかきます。これがまた厄介。

ウォーキングでも汗をかきますが、ジョギングではその量ざっと数倍。
そしてスローペースで長く走っていると、そのうち汗が冷えてしまう。特に冬はすぐ冷えます。そうならないためには、身体から常に熱を出し続けなければならない。要するに、ゴールするまで走るのを止められない状態になってしまうのです。

このことで背中を押され、完走できる、というメリットもあるのですが、正直きつくなることもある。これまたわがままですが、私は自分に合ったペースでやりたい方なので、きつくなったら歩きたい。が、それが事実上、許されない。汗が冷えるとかなり寒いし、風邪もひきかねません。

夏は夏で、汗をかきすぎれば熱中症が心配です。
自分がやるのは早朝なので暑さはそこそこではあるのですが、それでも夏の盛りはやはり注意しなければならないレベルです。

準備が必須

ウォームアップ、クールダウン

上の故障にも関係しますが、ジョギングの場合、ウォームアップとクールダウンがどうしても必要です。ストレッチ無しだと疲労が残り、痛みの原因になる。逆に言えば、やればやったなりに故障の確率を下げられるので、結局のところ、続けるには必須なのです。

で、これがけっこう面倒。

また同じ話になりますが、ジョギングで汗をかいた後のストレッチは冷えて寒い。
出発前は寒いので、少しでも早く身体を温めたい。なので準備運動の余分な手間感がたいへん大きい。

シューズはある程度いいものを

それと、これも故障予防のためですが、ジョギングではシューズにも気を抜けません。
私がウォーキングで使ってるのは、自分の足よりワンサイズ大きめの、セール品。けっこういい加減です。

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ウォーキング・ダイエットをはじめて四ヶ月、10kgほどの減量に成功しました。 *グラフはこちら → 四ヶ月で10kg、無理なく痩せた最初の一歩とは? そこで、私と同じようにお腹まわりが気になる40代に向けて、気づいたことをシェアしよ...

でも走るとなると、そうはいきません。足に合っていることもたいせつですし、がんばろうと思うほど、衝撃を緩和する性能が高いものが、どうしても欲しくなる。となると当然、値段も高くなりますよね。
毎朝のことですから、けっこう消耗も早く、シュ_ズ代はある程度覚悟を決めなければなりません。
シューズを本格的なものにしたら、ウェアだって、ちょっとは凝って揃えたくなるのが人情でしょう。

こんな具合で手間・費用ともジョギングは、ウォーキングに比べて高コスト、という印象をもたざるを得ませんでした。

ホントに求めているものは

プラス、自分の場合、どうしてもジョギングは向いてないな、と感じてしまう決定的な理由が以下です。

ウォーキングでは気ままな気分で季節の変化を楽しんだり、自分の内面を観察したりできます。ところがジョギングとなるとけっこうな集中力が必要で、そんな余裕はまったく無い。
「きつい、でもがんばろう、、、やっぱきつい、がんばれ!自分〜」
の連続になってしまうのです。

ジョギングに慣れた人ならいち早くペースにのって余裕を作り、その中でいろいろな精神活動もできるのかな、と思うのですが、自分はそこまでなかなか至れませんでした。

精神衛生にとって重要な時間を得られない状況が続くと、次第にストレスがたまっていきます。
そうなると、何のためにやっているのかわからなくなってしまう。

ダイエット、体力作り、免疫力、自律神経・・・運動することでいろいろな健康効果を得られるわけですが、自分にとってはそういう身体的なこと以上に、ストレスを溶かし、精神の衛生を確保することが最も重要なんだな、と気づきました。

あくまで自分の場合に限っては、ということですが、故障などで日々のルーチンにしづらいということと、上のような心の衛生に役立てにくいということが大きなネックになって、未だにウォーキングにとどまっている、というわけです。

もちろんジョギングが駄目だなんて言うつもりはありません。
やっぱりカッコいいので、今も憧れは持っています。歩くよりははるかに筋肉量も増えるでしょうから、ダイエット的にも大きなメリットが、やっぱりあると思う。

ん〜、やはり自分もいつの日か・・・

その日は来るのか?(笑)

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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録

起床は4:35
朝一体重は72.8kg
ここまでの歩数が11056歩

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