ダイエットで、すぐに結果が出ないほうがいい理由

ダイエットで、すぐに結果が出ないほうがいい理由 ダイエット

久しぶりの人たちと再会する機会は、突然やってきます。
同窓会や結婚式など、忘れた頃のお誘いが。

で、変わり果てた今の自分の姿では、
「あなた、誰だっけ?」
なんて言われかねない(汗)。

「なんとかあと二週間で痩せたい〜〜〜っ!」

・・・痛いほどわかります。

うちのブログは習慣化メインなので、即効性のある情報をお出しできないのが申し訳ないところ・・・。
New Year`s Morning
New Year`s Morning / Anne ღ Back, catching up slowly:-)

こんな人向け 本気で痩せたいといろいろやってるけど、どれも結果が出ずに心が折れそう。
伝えたいこと 苦労するほど磨かれていく、本当に大切なものがありそうです。

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鮮やかな成果に藁すがり

私が痩せたのは10kg。かかったのは四ヶ月。
おなじみさんには耳タコでしょう。ごめんなさい。
で、これって、数字としてはたいしたことはない。ダイエットブログの中ではけっこう普通、というか、むしろ地味です。

他のブログさんでは10kgくらいなら三ヶ月、くらいが普通かな。
人によっては二ヶ月とか、もっと短い人もおられます。
短期集中型では二週間で5kgとか、三日で3kgとかいう猛者も。

超短期間であれば、水分の調整でけっこう痩せたりするものですが、ともかく鮮やかな成果に目を奪われることは確か。冒頭のように追いつめられた状況だったら、藁にもすがる思いでそのブログを読みあさってしまいます(経験有・笑)。

早く痩せることのデメリット

とは言えみなさんも、急激に痩せることのデメリットについてはご存知でしょう。

即効性があるのはズバリ食事制限ですが、やり過ぎれば筋肉量が落ちて代謝がよくない身体になってしまう。いったんは痩せたとしても、食事制限でストレスを抱えますから、いつかは食べてしまう時がくる。で、その時には以前よりずっと太りやすくなっている、というわけです。

リバウンドは、いつでも痩せられる、と言いつつ太っていく
一度は鮮やかにダイエット成功。減量した体重は実に15kg! 方法は朝の10kmウォーキングのみで、一週毎に着実に落としました。 面白いように体重が落ちて行くので飽きることも無く、モチベーションも高いまま。 ダイエットなんて辛くない...

わかっていても「この日だけはどうしても痩せておきたい」っていう時もあります、大人には。ま、使いようですね。

腰を据えていても結果が出ない

こんな緊急時のインスタント・ダイエットとは違い、腰を据えて中・長期でダイエットにとりくんでいるのに、なかなか痩せない場合もあります。
こんな時はしんどい。

「このままやっても駄目なんじゃないか」
「心が折れる前に、早く結果を出したい。」

こういう「早く痩せたい」は、「ワンポイントで構わないので無理してでも早く痩せたい」というのとは質が違います。悩みも深い。

かく言う私も、そういう時期がけっこう長くありました。

ダイエットは習慣形成

今そんな最中にある人には、とにかく粘り強く、意志を持ち続けてほしいです。
諦めちゃったらそこでおしまい、いわゆる「試合終了」ですからね。

自分が思うのは、ひとつの考え方に過ぎないかも知れませんが、なかなか結果が出ないのも長い目で見れば、むしろいいことなんじゃないかな、ってことです。

諦めさえしなければ、きっと自分にピッタリ合った方法を見つけることができる、と思うから。で、その時には当然ダイエットも捗るだろうし、きっとそれ以上のいいことがある♪

昨日書いたんですが、ダイエットって詰まるところは習慣形成。
そして、習慣を作るっていうことは、自分自身を作ることに繋がってる。

すぐ下でかいつまみますが、もしよかったら昨日の記事、読んでみてください。

【謎】ダイエット成功の鍵は、自分の中に眠ってる?
個人的なダイエット日記として出発したこのブログ、右手に早起き、左手にウォーキングということで、三本柱でやってきました。10kg減量に成功、その後も割と安定しているいま、振り返るとしみじみ感じることがひとつ、割とはっきりした形で浮かび上がって...

圧縮するとこんなこと。

1.ストレスの少ないライフスタイルを作り上げることが、ダイエットに繋がる。
逆に言うと、ストレスを抱えたまま暮らしているから太ってしまう。
2.で、ストレスを感じない暮らしを手に入れるには、何かを外に求めるより先に、自分をしっかりもつ、ということがたいせつ。
3.自分自身の幸福観にきちんと向き合って、それに沿って生活すると充実感が得られ、ストレスが相対化される。
4.ストレスが減ると、無理に食べる必要が無くなるので、その分自然と痩せる。
5.自分の幸福に沿ったライフスタイルを作ると、自分本来の体型に自然に落ち着いて行く、

自分に合う方法こそ秘密の宝

ストレスは自然な自分自身の悲鳴かも

ここが肝心だと思うんですが、自分自身や、自分の理想の生活とかって、案外はっきりさせるのが難しいんじゃないかな、って思うんです。
実現も簡単じゃないけど、そもそもそれ以前の、どんなものなのかを見つけることが。

お金が湯水のようにあって、若いイケメンに囲まれて、とかいう話じゃなくて、もっと地に足がついた、具体的な生活のなかでの理想、ですよ。

きっと多くの人が、それを考えることすらないまま、今の暮らしを続けているんじゃないでしょうか。というのも、自分のことを考えるってけっこうたいへんだし、忙しければ自分のことは後回しにしがちです。

若い頃は自由に生きたいと願っていても、いつの間にか人並みに生きられれば、幸せってこういうもの、なんて思うようになってしまう。自分の意志よりも、世間並み・型通りなものによりかかるようになります。

でも、必ずしも自分がそこにぴったりハマれるかどうかはわかりません。人によってそれぞれ。
むしろ今みたいな「お金万歳」的な価値観に心の底から染まれる人って、案外少数派なんじゃないかと思う。ま、お金はあればあった方がいいけど、そこにドップリってなんか違う、という感覚が残る人もけっこういるんじゃないかな・・・私の独り合点かも知れませんが。

で、型通りの幸福に心底からはまれない人は、内面のどこかで歪みを抱えたまま暮らすことになります。意識してその歪みを無視する人もいるでしょうし、自分でも気づかないような無意識の深みに押し込めてしまう人もいそうです。
ただ、どちらにしろその歪みに向き合わず、ごまかし続けている限り、それはストレスになります。

内側の声に耳を傾ける

ストレスって、太る原因としてやっぱりかなり大きいウェイトを占めている、と思うんですよね。
自分と向き合い、歪みに押し込められている心の声に発言権を与えてやり、それも含めて自然に楽しめる暮らしへと近づく、そういう営みを始めると、暮らしに明るい充実感が出てくる。ストレス耐性も上がってきます。
そうなればもはや無茶食いしたり、刺激が強いものを求めたりすることも無くなります。

ただ、繰り返しになりますが、自分らしさ、を見つけるのは案外たいへんです。
なので、試行錯誤のプロセスがあるのが当然なんです。
やってる最中は大変だと思いますが、失敗した分きっと、無理のないライフスタイルを見つけられるはず。

自分に合ったダイエット方法を見つけることは、自分らしい暮らし方を見つけること。
試行錯誤すればするほど、自分の理想の暮らしも絞り込まれて行く。
だから諦めずに、いろいろ取り組み続けるのがいいと思うんです。
その営みは単にダイエットを超えて、自分のほんとうの人生につながってると思うから。

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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録

起床は4:35
朝一体重は72.7kg
ここまでの歩数が11306歩

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