ウォーキングダイエットの効果は、どのくらいで現れるのでしょう?
誰でも、無駄な努力はしたくないもの。
いつ効果が出るのかわからないことを、無闇に続けるのは精神的にもキツいです。
一ヶ月?
三ヶ月?
いえいえ、そんなに気長にはやってられない。
まずは一週間をめどに考えましょう。
四ヶ月で10kg痩せた私の考えをお伝えします。
header-image:Япония ноябрь 2012 221 / nironadsu
こんな人向け | ウォーキングダイエットを始めた、または始めたいけど、効果がいつ出るのか不安。 |
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伝えたいこと | 無闇に続けるよりも、短期間で評価しながらやると続けやすい。 |
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ダイエットしてるけど、果たしてこのやり方で合ってる?
「今度こそ痩せなきゃ!」
ダイエットに取り組み始めて一週間、一念発起して始めた熱がやや冷めたころ、脳裏をふと掠めるこの疑問・・・
「このやり方でいいのかな?」
ダイエットには我慢がつきものです。辛い思いをしながら続けてるのだから、その努力がしっかりと成果に結びついていて欲しいですよね。ところが開始直後はペースが定まらず、増えたり減ったりするのが普通です。で、日々体重計の数字を見ては一喜一憂・・・。結局のところ効果が出てるのか出てないのか、いまひとつ確信が持てないことも多いものです。そんな不安を抱えたままだと、モチベーションを維持するのも難しい。
多くの人がダイエットに挫折してしまう原因はこのあたりにあるのかも知れません。
このブログのテーマは早起き+ウォーキングダイエットですが、ウォーキングは運動量もそれほど多くないし、他のダイエット方法に比べて長いスパンでの継続が前提になります。ですから、上のような悩みが特に多い。
「いったいどれくらい続ければ、効果が出るの?」
こんな問いがウォーキングダイエッターの心に生まれた時は、モチベーションが危機的水準に落ちてしまっていることも・・・
少なくとも三ヶ月続ければ、効果が出る?
そんな不安に対して、少なくとも二週間、あるいは一ヶ月、はたまた三ヶ月など、いろんな答えを見かけます。
私は四ヶ月で10kg痩せましたが、ここで問題なのはそういうこととは少し違っていて、「今の自分のやり方が正しいのか? 成果が目に見えないけど、今のまま続けていていいのか?」ということだったりするわけです。
これについての私の考えは以下のとおり。
一週間続けて駄目ならそれは駄目。
短いスパンで評価する
自分はウォーキングしかわからないので、それで話を進めていきますが、三ヶ月間歩き続けて、四ヶ月目になって急に効果が表れる、ってことはないと思うんですよね。
たぶんジョギングでも水泳でもエアロでも同じかと思います。
三ヶ月って聞いたから、食べたいものも我慢して時間を作り、頑張ってウォーキングを続けてみた。
四ヶ月目になった・・・これまでと同じ・・・え、失敗なの?
こんなのでは泣くに泣けない。がんばった三ヶ月間がまるでパー。一ヶ月でも同じです。
結果を評価するスパンは短い方がいい。失敗した時のダメージが少ないし、柔軟に修正できるから。ただ、あまりに短いと、日々のブレもあるのでさすがに判断がつかない。で、一番短くて一週間くらいが妥当かな、と思うわけです。
ウォーキングは地道な運動なので、続けているうちにゆっくりと体が変わってきます。その意味では一ヶ月とか三ヶ月、っていう言い方もあり得るのでしょうが、モチベーションを保つ観点からも一周毎に着実に成果を出し、駄目なら改善、という方式が、私は好きです。
それで自己評価して、痩せてないなら何か変えてみる、という方式で取り組めば、先の見えない不安の中で続けなくて済む。順調にしろそうでないにしろ、着実に、結果とともに歩むことができます。
痩せていった時の私の体重グラフはこんな感じ。
最初のうちはパっとしません。この期間が言ってみれば試行錯誤の期間で、その後は順調に減量が効いてきました。
実はですね、これ以前には長い長い低迷時代があったのです。85kg前後の。
いつか痩せるだろうと思ってウォーキングは続けていたのですが、いつまでたっても一向に成果が出なかった。それで結局、歩くのを止めてしまった時期も少しありました。
みなさんにはこんな思いをして欲しくないと思います。けっこうしんどいです。
体重グラフでシンプルに
以前、一週間単位でグラフで評価する方法をご紹介しました。
あくまで私の取り組みの例ですが、簡単に振り返ってみます。
土日は休みにして、月曜から金曜をひとスパンと見なします。
週初の月曜よりも金曜の体重の方が必ず軽くなるように暮らします。
グラフが右肩下がりになるような運動の仕方、食べ方を探ってください。
食べるのを我慢したり、激しい運動に耐えるための厳しい努力は、できるだけしないで下さい。
努力すべきは、平常心のまま何食わぬ顔をしつつ痩せられるような暮らし方を探すこと、です。
これを確立できれば、ダイエットの成功の半分は約束されたも同じです。
残り半分は、同じ曜日の前週比が、必ず減っているように暮らすこと。今週の月曜は先週の月曜より、火曜は火曜より、少なくなるように過ごすのです。
一週間のうちでは月曜より土曜の方が減っているのですから、週明けての月曜は、前の週より軽い体重からのスタートになります。理屈で考えれば一週間を通して前週比マイナスでいけるはず。(もちろん多少のブレは容認し、あまり神経質にならなくていいと思いますが。)
うまくいかなかったら、また頭をひねります。
ちょっとストレス高すぎたか、あるいは特殊要因だったのか?
特殊要因ならそのまま淡々と続ければいいのですが、実はその特殊要因が不定期だけど繰り返してあったりすると、体重はやはり減っていきませんので要注意です。
私の場合は家族との外食がそういうものになっていました。
以前ご紹介したグラフで評価する方法はこちらに詳しく書きましたので、よかったらご参考になさってください。

成果が出るのを待つのではなく、成果を作る
一般に「こうすればいい」と言われている方法に沿って取り組みました。
なので、あとは成果が出るのを待つだけ。
それにはどのくらい待っていればいい?
こういう考えだと受け身ですよね。
受け身だとこちらに主体性が無いので、不安になります。
どこに連れて行かれるのかわからない。
逆に、ここまで書いて来たようにグラフに記された数字(=体重)を頼りに、こうすれば痩せる! という暮らしのペースを自分で作り上げてしまうのです。
心身ともにできるだけ低ストレス状態のペースを見いだすことが鍵で、それができればあとはその暮らし方を続けていればいいだけ。
一体いつになったら・・・という暗中模索から解放され、毎週、いえ毎日、自分で成果の是非を評価することができるようになります。うまく言ってなければまた、改善すればいい。実にシンプルです。
あとはペースを守るだけ
鍵は、ストレスをできるだけ減らすこと。
太る原因の大半はストレスであると、私は実は思っています。
ストレスがあるから、それを晴らそうとして食べる。
食べるから太る。
太ることでまたストレスを抱える・・・そして食べる。
暮らしている中で誰もが多かれ少なかれ、こんな循環にハマってしまっているところがあるのではないかな・・・
ストレスを減らす暮らしを作り上げられれば、中毒的に飲食する必要も無くなります。
ウォーキングにはストレスを解消する効果もあります。
カロリーの消費量は他の運動と比べてたいしたことはないのでしょうが、実はこのメンタル面の効果がなかなか本質を突いている。このことはまた、折りにふれて書いていきたいと思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
もしウォーキング・ダイエットに興味がある方で、これを読んで
「見通しが何となくつかめた ウォーキング・ダイエット、始めようかな♪」
と思ってくださった方は、次の記事もご覧ください。
ウォーキングを始めるときに気をつけるとよい、具体的な準備について書いています。

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早起きウォーキングダイエット・今朝の記録
まさに昨夜は家族で外食。回転寿司でした。
すし飯は太ります。
起床は4:33。
朝一体重は73.2kg。
歩数は計り忘れ。多分10000歩くらい。
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